【日本で大発見】群馬県で“レアアースを含む新鉱物”4種を発見!山口大学が1月23日に発表
※写真はアメジストです。

2026年1月23日、山口大学が「レアアース(希土類)」を含む新しい鉱物を4種類発見したと発表しました。 発見場所は、群馬県にある茂倉沢(もぐらざわ)鉱山。ここは「層状マンガン鉱床」と呼ばれる地層で、マンガンが多く含まれる特殊な地域です。
今回の発見は、日本の鉱物研究として非常に貴重であり、レアアース資源の理解にもつながる重要な成果です。
■ 発見された新鉱物4種類(すべてレアアースを含む)
山口大学が発見したのは、以下の4種類の新鉱物です。
| 鉱物名 | 含まれる主なレアアース | 国際承認 |
|---|---|---|
| セリウムバナジン赤坂簾石 | セリウム | 2024年10月承認 |
| セリウム赤簾石 | セリウム | 2025年5月承認 |
| ランタン赤坂簾石 | ランタン | 2025年5月承認 |
| ランタンバナジン赤坂簾石 | ランタン | 2025年5月承認 |
● どんな見た目?
- 暗褐色(黒っぽい茶色)
- 細長い柱状の結晶
- 肉眼では区別が難しく、化学分析と結晶構造解析が必須
■ どこで見つかったの?
📍 群馬県・茂倉沢鉱山
- 「層状マンガン鉱床」と呼ばれる地層
- マンガンを多く含む岩石が積み重なった場所
- 今回の新鉱物は、バラ輝石を多く含む岩石の中の“石英の塊”に存在していた
■ レアアースって何?どれくらい価値があるの?
レアアース(希土類)は、電気自動車・風力発電・スマホ・半導体などに欠かせない金属です。
● 今回含まれていた主なレアアース
- ランタン(La):光学レンズ、電池材料
- セリウム(Ce):ガラス研磨剤、触媒
● 市場価値の目安(2025年時点)
| 元素 | 価格(1kgあたり) |
|---|---|
| ランタン | 約1,000〜2,000円 |
| セリウム | 約1,000〜3,000円 |
※レアアースの中では比較的安価な部類 ※ただし用途は非常に広く、産業に不可欠
■ 今回の発見は“商業価値”より“学術価値”が大きい
● 商業採掘できるほど大量ではない
今回の新鉱物は、研究レベルで見つかったもので、 量としては商業採掘できる規模ではありません。
● しかし学術的には非常に重要
- 日本の地質環境でレアアース鉱物がどう形成されるかの手がかり
- 赤坂簾石グループの新しいバリエーション
- 国際鉱物学連合(IMA)に承認されるレベルの貴重な発見
■ まとめ
- 山口大学がレアアースを含む新鉱物4種を発見
- 場所は群馬県の茂倉沢鉱山(層状マンガン鉱床)
- ランタン・セリウムを含む暗褐色の柱状結晶
- 商業採掘レベルではないが、学術的価値が非常に高い
- 日本のレアアース研究にとって重要な成果
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