
万博級の「ネコノミクス」をわかりやすく解説
2月22日の「猫の日」に合わせて発表された最新試算によると、 猫の経済効果(ネコノミクス)は年間約2兆9488億円。 これは大阪・関西万博(約3兆円)に匹敵する規模です。
では、猫はどれほどすごいのか。そして、どうやって3兆円ものお金を動かしているのでしょうか。
■ 1. 「猫の経済効果=3兆円」はどれくらいすごいのか?
まずは規模感を比較してみましょう。
| 対象 | 経済効果 |
|---|---|
| 猫(ネコノミクス) | 約3兆円 |
| 大阪・関西万博(2025) | 約3兆円 |
| 東京ディズニーリゾート(年間) | 約1.2兆円前後 |
| 日本の映画産業(年間) | 約2,000億円台 |
| 日本のアニメ産業(国内市場) | 約2,500億円前後 |
→ 猫だけで万博と同規模。 しかも毎年発生する“継続型の3兆円”。
さらに言えば、3兆円は 中堅国家の国家予算レベル。 猫は“ひとつの国”を動かすほどの経済圏を持っているのです。

■ 2. 猫はどんなことで経済効果を生み出しているのか?
猫の経済効果は、 ①直接消費(飼育費)+②間接消費(猫がきっかけで使われるお金) の合計で成り立っています。
■ ① 直接的な経済効果:猫を飼うためのお金
猫1匹あたりの年間飼育費は 約14.6万円。
主な内訳は以下の通り。
- フード代
- トイレ砂・消耗品
- ワクチン・医療費
- おもちゃ・爪とぎ
- キャットタワー・ケージ
- ペット保険
これだけで 数千億円規模 の市場になります。
■ ② 間接的な経済効果:猫がきっかけで動くお金
ここが“ネコノミクス”の本体で、規模がとにかく大きい。
▼ 猫を飼っていない人もお金を使う
- 猫カフェ
- 猫島への旅行
- 猫写真館
- 猫イベント
- 猫グッズ(アパレル・雑貨)
- 猫の映画・アニメ・書籍
- SNSでの猫コンテンツ広告
- 猫YouTuber・インフルエンサー市場
つまり、 「猫が好き」という感情そのものが市場を作っている。
■ ③ SNSが猫経済を爆発的に拡大させた
- X(旧Twitter)
- TikTok
- YouTube
猫動画は圧倒的な人気を持ち、 広告収益・企業コラボ・グッズ販売など、 新しい市場を次々と生み出しています。
■ ④ 医療・フードの高品質化で単価が上昇
- プレミアムフード
- 高度医療(CT・MRI)
- ペット保険
- 高性能トイレ
など、1匹あたりの支出が年々増加。 飼育頭数が減っても経済効果が増えているのはこのためです。
■ ⑤ 猫は「癒し産業」の中心でもある
- 在宅ワークのストレス軽減
- メンタルケア
- 企業広告での猫活用
- 猫をテーマにした商品開発
猫は“癒し”という無形価値を提供し、 幅広い産業に波及効果を生み出しています。
■ まとめ:猫は「消費を生む装置」になっている
猫は飼育費だけでなく、 “猫が好き”という感情そのものが巨大な市場を作っている。 その結果、年間3兆円という万博級の経済効果が生まれる。
ネコノミクスは、 日本経済の隠れた巨大産業と言っても過言ではありません。











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