【初心者でもわかる】年金・医療・介護保険とは?


日本の社会保障は大きく ①年金制度 ②医療制度 ③介護保険制度 の3本柱で成り立っています。
どれも「人生のリスクに備える仕組み」ですが、 それぞれ役割が違い、支える対象も異なります。
この記事では、難しい専門用語を使わずに、 “生活者目線でどう役立つのか” を中心に整理します。
1. 年金制度
■ 目的:老後の生活を支える“所得保障”
年金は、働けなくなった後の生活を支えるための仕組みです。 日本の年金は 2階建て構造 になっています。
● 1階:国民年金(基礎年金)
- 20〜60歳の全国民が加入
- 自営業・学生・フリーランスも対象
- 老後に「最低限の生活」を支える役割
● 2階:厚生年金
- 会社員・公務員が加入
- 収入に応じて保険料が決まり、将来の年金額も増える
- 会社が半分負担してくれる
■ 年金の本質
年金は「積立」ではなく、 現役世代が高齢者を支える“世代間扶養” が基本。
そのため、少子高齢化が進むと 「支える側が減り、受け取る側が増える」という構造的な課題が生まれています。
2. 医療制度
■ 目的:誰でも必要な医療を“安く”受けられる仕組み
日本の医療制度は世界的にも評価が高く、 「国民皆保険」 によって、誰でも医療を受けられます。
● 医療費の自己負担
- 0〜69歳:3割負担
- 70歳以上:1〜2割負担
- 高額療養費制度で、一定額以上は国が負担
● 加入する保険の種類
- 会社員:健康保険(協会けんぽ・組合健保)
- 公務員:共済組合
- 自営業・フリーランス:国民健康保険
■ 医療制度の本質
医療は「いつ必要になるか分からない」ため、 みんなでお金を出し合ってリスクを分散する仕組み になっています。
3. 介護保険制度
■ 目的:高齢になって“介護が必要になったとき”の支援
介護保険は、40歳から加入する制度で、 介護が必要になったときにサービスを安く利用できる 仕組みです。
● 対象者
- 65歳以上:介護が必要なら誰でも利用可能
- 40〜64歳:特定の病気が原因で介護が必要な場合に利用可能
● 利用できるサービス
- デイサービス
- 訪問介護
- 施設入所
- リハビリ
- 福祉用具レンタル
● 自己負担
- 原則1割(所得により2〜3割)
■ 介護保険の本質
家族だけで介護を抱え込むと限界があるため、 社会全体で介護を支える仕組み として作られました。
🔗 3つの制度はどうつながっているのか?
| 制度 | 目的 | 対象 | 主な財源 |
|---|---|---|---|
| 年金 | 老後の生活費 | 20〜60歳の全国民 | 保険料+税金 |
| 医療 | 病気・ケガの治療 | 全国民 | 保険料+税金+患者負担 |
| 介護 | 高齢期の介護 | 40歳以上 | 保険料+税金+利用者負担 |
3つは独立しているように見えて、 実は 人生のリスクを段階的にカバーする“連続した仕組み” になっています。
🧭 まとめ:日本の社会保障は「人生の3大リスク」を支える仕組み
- 年金:働けなくなった後の生活
- 医療:病気・ケガの治療
- 介護:高齢期の介護負担
この3つが揃うことで、 日本の社会保障は「人生の不安」を大きく減らす役割を果たしています。
以上です!お疲れ様でした!


