

神奈川県内では2026年に入り、海外渡航歴のない感染者が相次いで報告されています。 感染力が非常に強い「はしか」が再び広がりつつあり、県は注意を呼びかけています。
🦠 はしか(麻しん)とは
はしかは空気感染・飛沫感染・接触感染で広がる、非常に感染力の強いウイルス感染症です。 神奈川県衛生研究所は、はしかについて次のように説明しています。
- 感染後10〜12日で発熱・咳・鼻水などの症状が出る
- 数日後に39℃以上の高熱と全身の発疹が現れる
- 肺炎・中耳炎を合併しやすい
- 1,000人に1人が脳炎を発症する
- 10万人に1人が致死的な合併症(亜急性硬化性全脳炎)を起こす可能性がある
感染力は新型コロナの10倍以上と言われ、同じ空間にいるだけで感染することがあります。
🤒 主な症状
はしかの典型的な症状は次の通りです。
- 発熱(38〜40℃)
- 咳
- 鼻水
- 目の充血
- 強い倦怠感
- 数日後に全身の赤い発疹
- 高熱が続く
症状が出る1日前から、解熱後3日まで他人に感染させるため、気づかないうちに広げてしまうリスクがあります。
⚠️ 危険度
はしかは「子どもの病気」というイメージがありますが、大人がかかると重症化しやすいことが知られています。
- 肺炎
- 中耳炎
- 脳炎(1,000人に1人)
- 亜急性硬化性全脳炎(10万人に1人)
妊婦が感染すると流産・早産のリスクもあります。
🏥 神奈川県の最新感染状況(2026年)
神奈川県衛生研究所の最新発表によると、
- 2026年8週(2月16〜22日)に2例の新規感染
- 2026年の累計は5例
- いずれも海外渡航歴なし
- ワクチン未接種または接種歴不明
さらに、川崎市では30代男性の感染が確認され、JR南武線や川崎幸病院を利用していたことが報じられています。
県は「2025年より増加傾向にある」として注意を呼びかけています。
🛡 どうやって予防する?
ワクチンが最も有効
神奈川県は「手洗い・マスクだけでは予防できない」と明言しています。
効果があるのは MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン) です。
- 1歳(第1期)
- 小学校入学前(第2期)
の2回接種が推奨されています。
免疫があるか確認する
- 母子手帳で接種歴を確認
- 不明な場合は抗体検査
- 免疫が弱い人は「修飾麻しん」として軽症で済むこともある
接触後72時間以内ならワクチンが有効
はしか患者と接触した場合、72時間以内のワクチン接種で発症を防げる可能性があります。
🚑 はしかを疑ったらどうする?
神奈川県は次の対応を求めています。
- 必ず事前に医療機関へ電話する
- 公共交通機関を使わずに受診
- 発熱・発疹がある場合は特に注意
また、接触者は21日間の健康観察が必要です。
📝 まとめ
- はしかは非常に感染力が強く、重症化リスクも高い
- 神奈川県では2026年に入り感染者が増加
- 川崎市でも感染者が確認されている
- ワクチンが唯一の有効な予防策
- 症状が出たら必ず事前に医療機関へ連絡して受診する














コメントを残す