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矢向〜武蔵小杉 南武線の踏切が大きく変わる 川崎市が高架化事業に着手し、9か所の踏切が撤去へ

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画像:https://tetsudo-shimbun.com/headline/entry-951.html

ジュン

川崎市は2025年、JR南武線の矢向〜武蔵小杉間 約4.5kmを高架化する連続立体交差事業に着手しました。 この区間には「開かずの踏切」と呼ばれる踏切が複数あり、朝夕のラッシュ時には長時間閉まり続けることで、交通渋滞や強行横断が社会問題になってきました。 今回の事業により、9か所の踏切がすべて撤去され、向河原・平間・鹿島田の3駅が高架化されます。 川崎市は「交通の円滑化と地域の安全性向上につながる」と説明しています。

南武線の踏切問題とは

画像:https://toyokeizai.net/articles/-/761957?display=b

南武線の川崎市内には、遮断時間が極端に長い「開かずの踏切」が点在しています。 特に鹿島田駅前の踏切は、遮断時間が長く、遮断桿をくぐって渡る強行横断がテレビでも取り上げられるほど深刻です。 こうした踏切は、

  • 車やバスの慢性的な渋滞
  • 緊急車両の通行妨害
  • 通学路の安全性低下
  • 南北移動の不便さ など、多くの問題を引き起こしてきました。

高架化で何が変わるのか

画像:川崎市公式パンフレット

● 9か所の踏切がすべて撤去

川崎市が発表した計画では、中原区下沼部〜幸区塚越三丁目の約3.5kmを高架化し、9か所の踏切を除却します。 このうち5か所は「開かずの踏切」として指定されています。

● 3つの駅が高架駅に

  • 向河原駅
  • 平間駅
  • 鹿島田駅

これらの駅は高架化され、南北の移動がスムーズになります。 高架下には歩行者・自転車道の整備も予定されています。

● 街の分断が解消

線路が地上を走ることで分断されていた地域がつながり、 災害時の避難ルート確保や、生活動線の改善が期待されています。

工事の進め方と完成時期

川崎市は「別線高架工法」を採用し、まず下り線を高架化して切り替え、その後上り線を高架化する方式を取ります。 これにより、運行への影響を最小限に抑えながら工事を進めることができます。

● 完成予定

  • 高架化完了:2039年度
  • 関連整備を含む全体完成:2042年度

横浜市側は対象外

今回の事業は川崎市が主体のため、矢向駅以降の横浜市内(尻手〜矢向間)は高架化の対象外です。 そのため、横浜市側の踏切は今後も残る見込みで、地域住民からは「横浜側も対策を」との声が上がっています。

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