

川崎市は2026年3月3日、市内の医療機関から麻しん(はしか)患者の発生届があったと発表した。患者は50代女性で、海外渡航歴はなく感染経路は不明。市内では今年に入って3例目で、いずれも海外渡航歴がないケースが続いている。 麻しんは空気感染するほど感染力が強く、免疫がない人はほぼ100%発症するとされる。市は市民に対し、症状が疑われる場合は必ず事前に医療機関へ連絡してから受診するよう呼びかけている。
■ 患者の行動経路
川崎市の発表によると、患者は発症前日から他者に感染させる可能性がある期間に、以下の施設を利用していた。
- 2月25日(水)17:00〜17:15頃 ライフ川崎塚越店(スーパー)
- 2月28日(土)14:00〜17:00頃 川崎幸クリニック
市は「これらの施設を現在利用しても感染の心配はない」と説明している。 ただし、症状がある場合は公共交通機関を避け、必ず事前に医療機関へ連絡するよう求めている。
■ はしか(麻しん)とは
麻しんは空気感染・飛沫感染・接触感染のすべてで広がる、極めて感染力の強いウイルス性疾患。日本では排除状態とされていたが、近年は海外流行国からの持ち込みや国内感染が増えている。
主な症状
- 38〜39℃以上の高熱
- 咳・鼻水・くしゃみ
- 結膜充血(目の赤み)
- 発疹(熱が一度下がった後、再び高熱とともに出ることが多い)
- 強い倦怠感
感染力の強さ
- 発症1日前から、解熱後3日程度まで他者に感染させる
- 免疫がない人はほぼ100%発症
- 同じ空間にいただけで感染する可能性がある(空気感染)
潜伏期間
- 7〜18日(一般的には10〜12日)
- 最長21日程度の場合もある
■ 市民が取るべき行動
川崎市は、市民に次の行動を求めている。
- 発熱・発疹などの症状がある場合は必ず医療機関に事前連絡
- 受診時は公共交通機関を使わない
- ワクチン接種歴を確認し、不明な場合は接種を検討
- 体調不良時は外出を控える
麻しんはワクチンで予防でき、2回接種でほぼ100%の免疫獲得が期待できる。














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