【初心者でもわかる】財政赤字・国債・歳出歳入とは?


2026年の日本財政をめぐる状況は、歳出・歳入・国債・財政赤字といった基本用語が密接に絡み合いながら、国の経済運営に大きな影響を与えています。
この記事では、最新の予算案や財務省・内閣府の試算をもとに、これらの関係性をわかりやすく整理します。
財政赤字とは何か?
財政赤字とは、歳出(支出)が歳入(収入)を上回っている状態です。 つまり、国が使うお金のほうが、税収などで得られるお金より多いときに発生します。
2026年度の一般会計では、歳出総額が約122兆円に対し、税収は約83.7兆円。 不足分は国債(借金)で補うため、財政赤字が生じます。
歳出と歳入の内訳(2026年度政府案)
| 区分 | 金額(兆円) | 主な内容 |
|---|---|---|
| 歳出総額 | 122.3 | 社会保障・地方交付税・国債費など |
| 税収 | 83.7 | 所得税・法人税・消費税など |
| その他収入 | 8.9 | 雑収入・剰余金など |
| 公債金(国債) | 29.6 | 財源不足を補う借金 |
歳出のうち、社会保障関係費が約70兆円、国債費が約31兆円と大きな割合を占めています。
国債とは何か?
国債とは、国が資金調達のために発行する借金の証書です。 国民や金融機関が購入し、将来国が利子をつけて返済します。
2026年度の公債依存度は約24.2%。 つまり、歳入の約4分の1が借金で賄われていることになります。
国債残高とGDP比
| 年度末 | 普通国債残高 | 対GDP比 |
|---|---|---|
| 2024年度 | 約1,080兆円 | 168% |
| 2025年度 | 約1,136兆円 | 170% |
| 2026年度 | 約1,145兆円 | 166% |
日本の国債残高はGDPの1.6倍以上。 これは主要先進国の中でも最も高い水準です。
歳出が増える理由
- 高齢化による社会保障費の増加
- 地方交付税の増加(地方財政支援)
- 国債の利払い・償還費の増加
- 防衛力整備・子ども未来戦略などの政策支出
歳入が増える要因
- 税収の増加(景気回復・税制改正)
- e-Tax普及による申告精度向上
- 一部歳入改革(納税猶予制度の見直しなど)
財政健全化の動き
2026年度は、28年ぶりにプライマリーバランス(PB)黒字化を達成する見込み。 これは「利払い・借金返済を除いた歳出が歳入を下回る」状態で、財政健全化の第一歩です。
内閣府の試算では、成長型経済への移行が進めば、国債残高対GDP比は今後徐々に低下すると見込まれています。
まとめ
- 日本の財政は依然として赤字構造だが、2026年度は改善傾向
- 歳出の多くは社会保障と国債費
- 歳入の約4分の1は国債による借金
- 国債残高はGDPの1.6倍以上と高水準
- 財政健全化には経済成長と歳出改革が不可欠
以上です!お疲れ様でした!


