【未来感MAX】Google、ついに“歩けるAI世界”を公開 テキストから1分で“探索できる仮想世界”を生成する「Project Genie」が始動

写真:Googleの動画より

Googleが、AIで“歩ける世界”を生成する新プロジェクト 「Project Genie」 を米国で試験公開しました。
これまでの「動画生成AI」とはまったく別物。
テキストや画像を入力すると、その場で世界が生成され、実際に歩き回れるという、SFのような体験が現実になりつつあります。
■ Genie 3 × Nano Banana Pro
Googleが作った“汎用ワールドモデル”がついに動き出す
Project Genieは、Googleが2025年に発表した 汎用ワールドモデル「Genie 3」 をベースにした実験プロトタイプ。
最大の特徴は、 ユーザーの操作に合わせて世界がリアルタイムに生成され続ける という点です。
- テキストで「森の中を歩きたい」と書く
- 画像をアップロードして「この世界を探索したい」と指定する
- Nano Banana Proが初期世界を生成
- その中を歩く・飛ぶ・方向転換する
これらがすべてブラウザ上で完結します。
■ 3Dモデルなしで“世界を予測し続ける”という異次元の仕組み
Genie 3は、ゲームのように3Dモデルを作っているわけではありません。
代わりに、
「次の瞬間の世界」をフレームごとに予測して生成する
という、まったく新しいアプローチを採用しています。
その結果、
- 物理法則がある程度保たれる
- 一貫性のある世界が続く
- 24fpsで“操作可能な世界”が描画される
という、従来の動画生成AIでは不可能だった体験が実現しています。
■ 世界を“リミックス”できる時代へ
作った世界は、他のユーザーが改変して新しい解釈を加える 「リミックス」機能 にも対応。
さらに、探索した様子を動画としてダウンロードすることも可能です。
AIが作った世界を、みんなで編集して遊ぶ── まるで「YouTubeの次の時代」を見ているような感覚です。
■ ただし現時点では“研究用プロトタイプ”
今回の公開版には制限があります。
- 世界を探索できるのは 最大60秒
- 天候やオブジェクトを動的に変える機能は未実装
- 操作遅延や物理の不自然さが残る
- 利用できるのは 米国のGoogle AI Ultraユーザーのみ
とはいえ、Googleは「今後地域を拡大する」としており、 この技術が一般公開される日はそう遠くなさそうです。
■ まとめ:AIが“動画を作る時代”から“世界を作る時代”へ
Project Genieは、 AIが世界を生成し、人がその中を歩く という、まさに“次のインターネット”を感じさせるプロジェクトです。
- テキスト → 世界
- 画像 → 世界
- 世界 → 歩ける
- 歩いた世界 → 動画として保存
- 世界を他人がリミックス
これらがすべてAIで完結する未来が、ついに動き始めました。


