【初心者でもわかる】地方自治・地方議会とは?


「政治は国がやるもの」と思っていませんか? 実は、私たちの暮らしに一番近い政治は「地方自治」と「地方議会」です。 この記事では、地域のルールや予算を決めるしくみを、初心者向けにわかりやすく説明します。
地方自治とは?
地方自治とは、「地域のことは地域で決める」というしくみです。 日本国憲法第92条〜第95条や地方自治法に基づき、都道府県や市町村がそれぞれの事情に合わせて運営されています。
- 地方公共団体:都道府県、市区町村(川崎市など)
- 役割:地域のルール(条例)を作る、予算を決める、行政サービスを提供する
- 根拠法:憲法第92条「地方自治の本旨」、地方自治法
地方議会とは?
地方議会は、地域の代表(議員)が集まり、ルールや予算を決める場所です。 国でいう「国会」にあたる存在で、住民の声を政治に反映させる役割を持っています。
- 構成:市議会・町議会・県議会など(川崎市なら川崎市議会)
- 議員:住民の選挙で選ばれる
- 会議:定例会(年4回など)と臨時会
- 主な仕事:条例の制定・改正、予算の審議、行政のチェック
二元代表制とは?
地方自治は「二元代表制」というしくみで動いています。 これは、住民が「首長(市長・知事)」と「議会(議員)」の両方を選ぶ制度です。
| 役割 | 首長(市長・知事) | 地方議会(議員) |
|---|---|---|
| 選び方 | 住民の直接選挙 | 住民の直接選挙 |
| 主な仕事 | 行政の実行(予算執行など) | ルール・予算の決定、監視 |
| 関係性 | 提案・執行 | 審議・承認・チェック |
このしくみによって、行政の暴走を防ぎ、住民の声を反映しやすくしています。
地方議会の3つの役割
- 意思決定機能
- 条例の制定・改正
- 予算・決算の審議と承認
- 監視・チェック機能
- 行政が適切に仕事をしているかを確認
- 一般質問・調査・決算審査など
- 政策形成機能
- 地域の課題を見つけ、議員が提案
- 住民の声をもとに新しい条例や制度をつくる
地方自治の例:川崎市の場合
- 自治体名:川崎市(政令指定都市)
- 議会名:川崎市議会
- 議員数:60人(2025年現在)
- 主な議題:子育て支援、交通政策、ごみ処理、福祉、地域防災など
- 条例例:「川崎市路上喫煙禁止条例」「川崎市子ども条例」など
よくある疑問
Q. 地方議会って何をしているの?
→ 地域のルールや予算を決めたり、行政の仕事をチェックしたりしています。
Q. 市長が全部決めるんじゃないの?
→ 市長は提案する側で、議会が審議・承認します。両方が協力して政治が動きます。
Q. 議員って何してるの?
→ 住民の声を聞いて議会で提案したり、行政に質問したりしています。
まとめ
- 地方自治は「地域のことを地域で決める」しくみ
- 地方議会は、住民の代表が集まり、ルールや予算を決める場所
- 首長と議会の両方を住民が選ぶ「二元代表制」で、バランスのとれた政治が行われている
- 地方議会は、意思決定・監視・政策形成の3つの役割を持ち、地域の未来を形づくる重要な存在
このしくみを知ると、選挙や条例、地域のニュースがぐっと身近になります。
以上です!お疲れ様でした!


