【初心者でもわかる】選挙制度のしくみ― 「小選挙区と比例代表」「 衆議院と参議院の選挙制度」を例つきで解説!


選挙制度って、聞くだけでちょっと身構えてしまいますよね。
「小選挙区?比例代表?なんだか難しそう…」 そう思うのは普通です。
でも、ここを越えれば政治のニュースが一気に理解できるようになります。
この記事は少し重めですが、ここがまさに山場。
一緒に“選挙のしくみ”をスッキリ整理していきましょう。
① まずは基本の2つ 小選挙区制と比例代表制
小選挙区制と比例代表制とは?
選挙のニュースでよく出る 「小選挙区」「比例代表」。 まずはこの2つを理解するところから始めましょう!
小選挙区制と比例代表制の違い(比較表)
まずはざっと比較表に目を通してみてください!
あとで中身を説明します!
| 項目 | 小選挙区制 | 比例代表制 |
|---|---|---|
| 投票先 | 候補者(人) | 政党 |
| 当選の決まり方 | 最多得票の 1人だけ当選 | 得票率に応じて 政党に議席を配分 |
| 選挙区の数 | 全国289区(1区=1人当選) | 全国11ブロック(複数議席) |
| メリット | 地元の代表を選びやすい | 民意が議席に反映されやすい |
| デメリット | 2位以下の票が“死票”になりやすい | 個人の顔が見えにくい |
| 例 | Aさん10万票、Bさん9万票 → Aさんのみ当選 | A党50%→5議席、B党30%→3議席など |
小選挙区制(候補者=人に投票)
✔ 仕組み
- 全国を289の選挙区に分ける
- 各選挙区から 1人だけ当選
- 投票用紙には 候補者名を書く
✔ 例でイメージ
たとえば「神奈川○区」に
- Aさん:10万票
- Bさん:9万票
- Cさん:3万票
と票が入った場合、 Aさんだけが当選し、Bさん・Cさんの票は反映されません。
👉 これが「1位勝ち抜け方式」。
✔ メリット・デメリット
- 地元の代表を選びやすい
- ただし、2位以下の票は“死票”になりやすい
比例代表制(政党に投票)
✔ 仕組み
- 全国を11ブロックに分ける
- 得票率に応じて政党に議席を配分
- 投票用紙には 政党名を書く
✔ 例でイメージ
あるブロックで10議席ある場合:
- 政党A:50% → 5議席
- 政党B:30% → 3議席
- 政党C:20% → 2議席
👉 政党の得票率がそのまま議席に反映される のが特徴。
小選挙区制と比例代表制の違い(比較表再掲)
どうでしたでしょうか?
比較表(再掲)がよく分かるようになったかもしれません!
| 項目 | 小選挙区制 | 比例代表制 |
|---|---|---|
| 投票先 | 候補者(人) | 政党 |
| 当選の決まり方 | 最多得票の 1人だけ当選 | 得票率に応じて 政党に議席を配分 |
| 選挙区の数 | 全国289区(1区=1人当選) | 全国11ブロック(複数議席) |
| メリット | 地元の代表を選びやすい | 民意が議席に反映されやすい |
| デメリット | 2位以下の票が“死票”になりやすい | 個人の顔が見えにくい |
| 例 | Aさん10万票、Bさん9万票 → Aさんのみ当選 | A党50%→5議席、B党30%→3議席など |

出典:時事通信
② 衆議院と参議院の選挙制度の違い
衆議院と参議院の選挙制度の違い(比較表)
今度は衆議院と参議院の選挙制度の比較表です。
ここでも軽ーくみときましょう。
| 項目 | 衆議院 | 参議院 |
|---|---|---|
| 投票方式 | 小選挙区+比例代表 | 選挙区+全国比例 |
| 投票例 | 「山田太郎」+「自民党」 | 「山田太郎」+「自民党」or「山田花子」 |
| 比例方式 | 政党が名簿順位を決める(拘束) | 得票順で当選(非拘束) |
| 比例復活 | あり(例:小選挙区落選→比例で復活) | なし |
| 任期 | 4年(解散あり) | 6年(解散なし・半数改選) |
| 役割 | 政権選択・スピード | 安定・チェック機能 |
衆議院の選挙制度 小選挙区+比例代表の「並立制」
衆議院は 政権を決める選挙 なので、スピード重視の制度です。
✔ 投票は2つ
- 小選挙区(候補者名)
- 比例代表(政党名)
✔ 例:あなたが投票所に行くと…
- 1枚目 → 「山田太郎」など候補者名を書く
- 2枚目 → 「自民党」「立憲民主党」など政党名を書く
👉 人と政党を別々に選ぶ のがポイント。
比例復活(衆議院だけの仕組み)
✔ 例でイメージ
小選挙区で
- Aさん:10万票(当選)
- Bさん:9万票(落選)
でもBさんが比例名簿にも載っていて、 政党の比例票が多ければ…
👉 Bさんが比例で復活当選することがある。
これが「比例復活」。
参議院の選挙制度 選挙区+全国比例の「非拘束名簿式」
参議院は 安定重視。 衆議院とは仕組みが大きく違います。
🔻 A. 選挙区(都道府県ごと)
✔ 例
- 東京:複数人当選(例:6人)
- 鳥取・島根:合区で2人
- 神奈川:4人
👉 小選挙区より“複数人当選”が多いので、死票が少ない。
🔻 B. 全国比例(政党 or 候補者名で投票)
✔ 例:投票用紙に書けるのは…
- 「自民党」「立憲民主党」など政党名
- 「山田花子」「佐藤一郎」など候補者名
どちらで書いてもOK。 候補者名で書かれた票は、その候補者の得票としてカウントされます。
👉 得票数の多い候補者から順に当選 (=非拘束名簿式)
衆議院と参議院の選挙制度の違い(比較表再掲)
ちょっとややこしかったですね!
| 項目 | 衆議院 | 参議院 |
|---|---|---|
| 投票方式 | 小選挙区+比例代表 | 選挙区+全国比例 |
| 投票例 | 「山田太郎」+「自民党」 | 「山田太郎」+「自民党」or「山田花子」 |
| 比例方式 | 政党が名簿順位を決める(拘束) | 得票順で当選(非拘束) |
| 比例復活 | あり(例:小選挙区落選→比例で復活) | なし |
| 任期 | 4年(解散あり) | 6年(解散なし・半数改選) |
| 役割 | 政権選択・スピード | 安定・チェック機能 |
まとめ
- 小選挙区=人を選ぶ、比例代表=政党を選ぶ
- 衆議院は「小選挙区+比例代表」
- 参議院は「選挙区+全国比例」
- 衆議院は政権選択、参議院は安定重視

ここまで読んでくれて本当にすごいです!
選挙制度はむずかしく見えますが、あなたはしっかり理解しようとしてくれました。
その姿勢こそが、政治を身近にする第一歩です。
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