【豆知識】東京スカイツリーがもっと楽しくなる|知って得する意外な6つの知識!?

目次

  1. 東京スカイツリーの概要と基本情報
  2. スカイツリーの高さ634(ムサシ)の意味とは?
  3. スカイツリーにいるときに地震が来ても大丈夫!
  4. 建設候補地と選定プロセス
  5. 建設期間とプロジェクトのスケール
  6. 日本国内の建造物総事業費ランキング
  7. まとめ

1. 東京スカイツリーの概要と基本情報

東京スカイツリーは、東京都墨田区押上に位置する高さ634メートルの電波塔で、2012年に開業しました。

世界一高い自立式電波塔として知られ、日本のランドマークの一つです。

  • 所在地:東京都墨田区押上一丁目1番1号
  • 高さ:634メートル
  • アクセス
    • 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」直結
    • 東京メトロ半蔵門線・都営浅草線「押上駅」直結
  • Google Map

スカイツリーは、電波塔としての役割だけでなく、観光施設としても多くの人々を魅了しています。

展望台やショッピングモール東京ソラマチ、すみだ水族館、プラネタリウムなどが併設されており、家族連れや観光客に人気のスポットです。

2. スカイツリーの高さ634(ムサシ)の意味とは?

東京スカイツリーの高さは当初、610.58メートルに設定されていました。

しかし、中国の「広州テレビ観光塔」が610メートルで建設されたため、スカイツリーはその上を目指し、自立式電波塔として「世界一」の高さを実現するために計画を見直し、現在の634メートルへと変更されました。

この「634メートル」には、日本の歴史や地域性が深く関わっています。

東京近辺の旧国名である「武蔵国(むさしのくに)」にちなみ、「武蔵→ムサシ→634」という語呂合わせが採用されました。

この数字は単なる高さの変更ではなく、日本らしい文化的な意味も込められています。

3. スカイツリーにいるときに地震が来ても大丈夫!

東京スカイツリーは、震度7クラスの大地震にも耐えられる設計となっています。

その中心にあるのが「心柱制振システム」です。

タワー中央部に設置された高さ375メートルの鉄筋コンクリート製の心柱が、外周部の鉄骨構造と異なる揺れ方をすることで地震時の揺れを約50%低減します。

基礎部分には、地盤と一体化する深さ50メートルの杭が設置されており、これも地震や風に対する安定性を向上させています。

この構造は、日本の伝統建築である五重塔の構造を参考にして設計されたもので、伝統と現代技術が融合した優れた耐震性能を持っています。

4. 建設候補地と選定プロセス

候補地一覧

スカイツリーの建設候補地として挙げられた主な場所は以下の通りです:

  • 芝公園(東京都港区)
  • さいたま新都心(埼玉県さいたま市)
  • 造幣局東京敷地内(東京都北区)
  • 業平橋・押上(東京都墨田区)【現在のスカイツリー所在地】
  • 隅田公園(東京都墨田区・台東区)
  • 舎人公園(東京都足立区)
  • 東六月(東京都江戸川区)
  • としまえん(東京都練馬区)
  • 南池袋(東京都豊島区)
  • 日本テレビ・ゴルフ練習場跡地(東京都港区)

最終候補地と決定理由

最終候補地として、さいたま新都心と墨田区押上の2カ所が残り、以下の理由から墨田区が選ばれました:

  1. 隅田川や浅草との相乗効果が期待できた。
  2. 東武鉄道や東京メトロなど交通網が充実し、観光客にとってアクセスが便利だった。
  3. 地域活性化が期待され、経済効果の波及が見込まれた。
  4. 東武鉄道の貨物ヤード跡地が広大で、建設に適していた。
  5. 上空500メートルからの眺望が評価され、隅田川、富士山、東京湾などが見渡せる景観が高く評価された。

5. 建設期間とプロジェクトのスケール

東京スカイツリーの建設は2008年7月14日から2012年2月29日までの約3年半で行われました。

延べ約58万5000人の作業員が関わり、この巨大なプロジェクトを支えました。

この圧倒的なスケール感からも、スカイツリーが日本の代表的な建造物であることがわかります。

6. 日本国内の建造物総事業費ランキング

  1. リニア中央新幹線:9兆円
  2. 東海道新幹線:1兆5200億円
  3. 東京湾アクアライン:1兆4409億円
  4. 瀬戸大橋:1兆1338億円
  5. 青函トンネル:9000億円
  6. 高速増殖炉もんじゅ(原子力発電施設):5933億円
  7. 明石海峡大橋:5000億円
  8. 虎ノ門ヒルズ森JPタワー:4000億円
  9. 横浜ランドマークタワー:2700億円
  10. 六本木ヒルズ森タワー:2700億円
  11. 黒部ダム:2000億円
  12. 東京都庁第一本庁舎:1569億円
  13. ミッドランドスクエア:780億円
  14. あべのハルカス:760億円
  15. りんくうゲートタワービル:659億円
  16. 東京スカイツリー:650億円
  17. 東京タワー:120億円

ランキングを見ると、日本の巨大プロジェクトの規模と投資額が際立ちます。

スカイツリーは低予算ながら、その存在感は抜群ですね。

7. まとめ

これら6つの知識を知ることで、スカイツリーを訪れる際に感じる魅力や楽しさが何倍にも膨らむことでしょう!

タワー自体の歴史や工夫を知ることで、より深い視点で楽しむことができますね。

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